18・19話 ハイドロゾアロード:Hydrozoa lordHydrozoa:刺胞動物門・ヒドロ虫綱の生物 | |
・ヒドロゾア・イグニオ:Hydrozoa ignio | |
日本語を話した初の怪人となりました。 ・・・ところで、なぜジェリーフィッシュロードではないのだろう・・・? ヒドロゾア:hydrozoa 刺胞動物門・ヒドロ虫綱の生物(羅和辞典にはこの単語は掲載されていません) イグニオ:ignio 火をつける,熱する. 「放火クラゲ」? 刺されると火傷状の水泡を生じるクラゲがいるので、そういった能力を持つのかと思ったら、電撃による人体発火能力でした。もちろん「電気クラゲ」も、毒によってしびれることからつけられた俗称であって、電気を発しているわけではありません。それにしても、G3の耐火性能(?)は、意外と優秀なものだと思いました。(第0号=ダグバ含む)対未確認生命体用に開発されたというのも納得できる気がします。 以前はクラゲ(&クシクラゲ)の仲間は、腔腸動物にまとめられていましたが、現在では「刺胞動物の自由遊泳体と、有櫛(ゆうしつ)動物」とされています。刺胞動物の中には、ヒドロ虫、イソギンチャク、サンゴ、クラゲ等、なかなか広い範囲の生物が含まれています。あまり突っ込んでもぼろが出そうですし(もう出ているかも?)、詳しくは生物関連の書籍をあたってみて下さい。 (その後の調査では、刺胞動物門の生物と有櫛動物門の生物をまとめて腔腸動物と言うようです。) | |
関連した生物の学名は ・カツオノエボシ:Physalia physalis ・ミズクラゲ:Aurelia aurita ・アカクラゲ:Chrysaora melanaster クラゲというのは刺胞動物の生活形態の一つを指しますが、動物のグループ名として使われる場合は ヒドロ虫綱、箱虫綱、鉢虫綱の3綱を指します。ミズクラゲやアカクラゲのような、温泉マークをひっくり返したようななじみのクラゲは鉢虫綱旗口クラゲ目(ミズクラゲ目)に属しています。 |